5月2日に新大久保DACで開催された「まーるまるマリエンサル祭り!!」に行ってきました。
なんと、14時に始まり、もちろん途中長めの休憩などもありましたが、終わったのは20時過ぎ。それで2,500円という破格の安さ。
当日の内容は下記のような感じでした。
14:00~:①Saxクリニック
16:00~:②ビックバンドクリニック
18:30~:③ビックバンドライブ with ゴードン・グッドウィン トリビュートバンド
①Saxクリニックでは、1時間ほどマリエンサル自身が普段どういう練習をしているかを中心に、例えば30分練習時間があった場合にはどういう練習をするか、また演奏時に気を付けるべきことはなにかなどを説明してくれました。
その中で気になったのは下記のような点。
●寒い時に手を温めるようなウォームエアで吹くこと(これはよく言われることですが)
●高音域も低音域も、喉の付け根が開いているのをずっと意識すること
●小さい音も大きい音もお腹(横隔膜)を意識すること
●モチーフを12キーで練習 → ソロはモチーフの組み合わせ!
②ビックバンドクリニックは、”ゴードン・グッドウィン トリビュートバンド”という、ゴードン・グッドウィン公認のビッグバンドによる、Gordon Goodwin's Big Phat Bandの曲を使ってのクリニック。
サックスセクションのみの時は特に細かい点を注意されているように感じましたが、クリニックの中で音が確実に変わっていくのが面白かったです。
③ビックバンドライブは、ゴードン・グッドウィン トリビュートバンドの1stアルトにマリエンサルが入り、全曲でソロを吹くという贅沢な内容。
マリエンサルの音は他のメンバーよりも輪郭がはっきりし、しかも太いせいか、ビッグバンドの中にいても一際はっきり聴こえ、マリエンサルが Gordon Goodwin's Big Phat Band の中でどんな音を吹いているのかがよくわかり、興味深かったです。
6~7曲+アンコール2曲という感じで、アンコールは「The Jzz Police」と「Play that Funky Music」で大いに盛り上がりました。
ちなみに、4月10日に来日し、ほぼ一ヶ月ほど日本に滞在中ですが、東京で滞在中は、ホテルの近くのスタジオを自分で予約して毎日数時間朝練してるとか。
海外のホテルでは、客がいない昼間の時間に自由にサックスを吹いていいというのが多いけど、日本ではNGだったので仕方ないと言ってましたが、1時間500円とか個人練用にスタジオ代を払ってるマリエンサルがなかなか想像できなかったりしましたw
あと、休憩時間にちゃっかりサインもらえて嬉しかったです!
【おまけ】
Gordon Goodwinといえば、「Gordon Goodwin's Big Phat Jazz Duets for Saxophone」 という、サックスデュオ用の譜面があります。
↓↓↓
これは、Gordon Goodwin's Big Phat Bandの曲をAlto×2本、もしくはTenor×2本でデュエット演奏できるように編集された譜面とCDが付いており、CDはAlto×2本、Tenor×2本だけでなく、なんとAlto(1st)+Tenor(2nd)の音源まで入っています。
個人練に使うのにもとても役に立つのでオススメです。
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