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THE SAX vol.84を読みましたので、いくつか読みどころを紹介します。
<P003 没後50周年に寄せて ジョン・コルトレーンのすべて>
P.4~7にかけて、世界的なコルトレーン研究家の藤岡靖洋さんと、山中良之プロの二人によるコルトレーンの歩みの説明が面白かったです。
藤岡さんはコルトレーンが生きた時代の歴史をからめ、山中さんは各年代にどういうミュージシャンと一緒に演奏してきたかや、Circle of 5thを用いて、Coltrane Changesがどのような”図形”になるかなど、違った視点での説明があり興味深かったです。
また、元ウインドブロスの渥美順平さんによるコルトレーンが愛用してきた楽器とマウスピースの解説も面白いです。
さらに、佐藤達哉さんによるコルトレーン・フレーズ徹底分析が6ページにわたり載っていて、13曲からフレーズをピックアップし、使われているフレーズ等の詳細説明が載っています。
この特集だけで買ってよかったと思える内容です!
<P055 Gottsu×近藤和彦 マウスピース制作工程を追う>
Gottsuの工場に近藤和彦さんが行き、どうやってGottsuのマウスピースを作っているかを制作順に説明がしてあります。
しばらく前に、竹野昌邦さんが自身のFacebookにGottsuに行ってきたとかよく載せてて、ちょっと気になってました。
新しいStudioモデルは割と吹きやすかったし、今度ちゃんと時間を作って試奏しに行ってみようかと思っています。
<P074 Diggin' in New York #vol.37 Ted Klum>
テッド・クラムの仕事場紹介の記事。
気になったのは、Precisionモデルが新しくなったらしいということ。リンク系で10万円以上するPrecisionモデルですが、新しくなり、値段も10万円は切っている模様。
また、”新しくなった”Londonモデルということで写真が載っていましたが、これは日本では売ってないのか!?
たぶん、Precisionモデルよりも自分はLondonモデルの方が合うのではないかという気がするし、気になる。
【おまけ】
<P038 Seminar Report-1&2>
Seminar Report-1は、「Sax World Vol.5」にも載っていたボブ・シェパードさんのクリニックを「アドリブのために大事な10のこと」としてまとめてあります。
正直「Sax World Vol.5」の方が参考になるかも。。。
Seminar Report-2はヤマノミュージックサロン東京で開催された、バラミ・ワスピさんのセミナーについて。
実はこのセミナーに参加していましたが、このレポートでは譜面が一つもなく、何を説明していたのか残念ながらこれでは何も伝わらないと思われます。。。
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