慶応義塾大学三田キャンパスで開催された、"Seiko presents 慶大アート・センター油井正一アーカイヴ公開研究会「マイケル・ブレッカーを聴く」 " に参加してきました。
このシリーズのイベントには何度も参加していますが、音楽評論家の中川ヨウさんが、テーマに沿って話をしてくれたり、みんなで音源を聴いたり、たまにはミュージシャンを呼んで、生演奏してくれたりと、とても興味深い内容で、しかも、事前登録さえすれば無料という、とてもありがたいイベントです。
今回のテーマはマイケル・ブレッカー。
マイケル・ブレッカーと親交の深かった中川ヨウさんだからこその話を聞けました。
最初は、ブレッカーブラザーズの「SOME SKUNK FUNK」から始まりました。ランディもマイケルもかなり若い時の映像で素晴らしい演奏でしたが、肝心のマイケルのソロがなく、ちょっと残念でした。。。
ファーストコールとして、様々なミュージシャンからレコーディングに呼ばれていたマイケル・ブレッカーですが、その中に"スマップ"という名前も挙がり、ちょっと調べてみたら、1995年に発売された、スマップ7枚目のアルバム 『SMAP 007〜Gold Singer〜』に参加してるんですね。
他にはボブ・バーグとかも参加してて、参加ミュージシャンが豪華すぎてビックリし、早速メルカリで購入しちゃいました。
中川ヨウさんは、音楽評論家になる前に、マイケル・ブレッカーやデビッド・サンボーンなどが、深町純さんの Jun Fukamachi & The New York All Stars Liveのために来日した時に友達になり、でもなかなかインタビューしたくても来てくれない彼らが、中川ヨウさんにならインタビューを受けてもいいと言ってくれたりし、そうした中で 音楽評論家になると決めたそうです。
今回のイベントには、マイケル・ブレッカーファンクラブからも3名ほど参加されて、彼らのオススメとして、ブレッカーブラザーズの「Night Flight」をみんなで聴きました。
マイケル・ブレッカーはかなりの完璧主義だったそうで、有名な話ですが、 自分の録音を聴かなかったそうです。
そんな彼が、2000年に発売された「Nearness of You: The Ballad Book」から自分の録音を聴けるようになったと中川ヨウさんに連絡してきてビックリしたそうです。
中川ヨウさんによれば、子供ができたことなども影響してるのではないか、とのことでした。
90分は本当にあっという間で、個人的には、クラウス・オガーマンやハル・ガルパーのアルバムに参加してるマイケル・ブレッカーとかも紹介して欲しかったですが、また別の機会を楽しみにしたいと思います。
P.S. 三田キャンパスから赤羽橋への道は東京タワーが正面に見て、とても好きな道です。オススメです。


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