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THE SAX Vol.82を読みましたので、いくつか読みどころを紹介します。
<P014 マイナーキー徹底攻略!>
昔、マイケル・ブレッカーとデイブ・リーブマンの対談で「僕らはやっぱりマイナーが好きなんだよね」という話が出ていましたが、マイナーはジャズっぽい雰囲気を出すのにとても有効ですね。
下記のように段階を踏んで詳細に説明がしてあります。
●入門編 マイナーとは?
●基礎力アップ!効果的トレーニング方法
●基本スケールで学ぶマイナーアプローチ
●アドリブに役立つ多様なマイナーアプローチ
マイナーペンタについての説明や、「ブルーボッサ」を使ったマイナースケールの使い方などが参考になります。
<P046 SAXで吹く!煌めきの洋楽ヒット>
今回取り上げている曲は、スティービー・ワンダーの「Isn't She Lovely」。
譜面に関しては、Sonny Rollinsの「Easy Living」に収録されている曲をベースにしてあり、0:45からのテーマと、1:15からのアドリブ部分全部を採譜されたものが載っています。(譜面はBb用です)
<P053 リーフレックを本田雅人が試す!>
本田さんのFacebookページにも書かれていましたが、本田さんがリーフレックを試奏した感想が書かれており、参考になります。
私も使用していますが、リーフレックだけで楽器の鳴りがかなり変わるし、は本当に面白いパーツだと思います。
<P058 近藤和彦×Wood Stone "New Vintage">
近藤和彦さんが、Wood Stone(石森管楽器)の"New Vintage" アルトの下記3モデルの試奏をした際の詳細レポートが載ってます。
37万円(税別)みたいですが、状態のいいヴィンテージ品を探すのは困難だし、見つかってもかなりの高額になるし、Wood Stoneの"New Vintage"はいい選択肢の1つになるかもですね。
●ゴールドラッカー
●ヴィンテージラッカー
●ノーラッカー
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2017年4月30日日曜日
2017年4月23日日曜日
≪イベント≫第2回 JAZZ IN FUCHU名盤鑑賞会
昨日、先月(3月18日)に続き、「JAZZ IN FUCHU名盤鑑賞会」というイベントの第2回目に参加して来ました。
会場は、府中のカフェ・サンク。
■Cafe CINQ(カフェ・サンク)
http://www.cafecinq.com/company.html
今回も音喜多紀義氏選曲&解説により、下記の9曲を聴かせてもらいました。
1)Five Spot After Dark
Curtis Fuller(Tb)「Blues-ette」より
2)バードランドの子守歌
Sarah Vaughan(Vo)「WITH CLIFFORD BROWN」より
3)朝日の如くさわやかに
MJQ「Concorde」より
4)Prelude in E Minor
Gerry Mulligan(Bs)「Night Lights」より
5)Golden Earrings
Ray Bryant(Pf)「Ray Bryant Trio」より
6)St. Thomas
Sonny Rollins(Ts)「SAXOPHONE COLOSSUS」より
7)Waltz for Debby
Bill Evans(Pf)「Waltz for Debby」より
8)In the Mood
GLENN MILLER ORCHESTRA→アルバムは不明(同じのを探しきれませんでした。CD化されてないのかも)
9)Grand Central
Cannonball Adderley(As)「Cannonball Adderley Quintet In Chicago」より
カーティス・フラーの「Five Spot After Dark」にはベニー・ゴルソン(Ts)が参加してますが、とっても渋くていい感じ。
(ベニー・ゴルソンは、スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演の 映画『 ターミナル』に本人役で出てたサックスプレイヤーです)
ソニー・ロリンズの「St. Thomas」は何度も何度も聴き込んでいる曲ですが、それだけにドラムのシンバルの音が今まで聴いていた音とは違うのがよくわかりました。
ビル・エバンスのアルバムは何枚か持っていますが、「Waltz for Debby」は持っておらず、でも静かなビル・エバンスと熱いビル・エバンスのどちらもいっぺんに聴ける”おいしい曲”だということがよくわかったし、このアルバムも買ってみようと思います。
鑑賞会終了後は、John Coltraneの「BALLADS」から「Say It」、「You Don't Know What Love Is」を流しつつ、アルコールもOKな歓談タイムへ。
歓談タイムのさなかに、私からのリクエストとしてCharles Mingusの「Moanin'」をかけてもらいましたが、歓談の方で盛り上がっていて、聴いている人はあまりいなかったようだったのがちょっとだけ残念でした。
ペッパー・アダムスのバリトンサックスがすごく格好いいんだけどなぁ。。
そのリクエストコーナーは、「Moanin'」の他にリクエストを聞くわけでもなく終わったけど、次回はリクエストコーナーをもう少しちゃんとみんなで聴くような形式にしてもらえると嬉しいかも。
ちなみに、鑑賞会の中で、音喜多氏が初めて買ったアンプはTRIOのものだと話してました。
TRIOは今のKENWOODだったりしますが、うちのリビングに置いてるスピーカーはTrioの「LS-1000」というスピーカーだったりします。
かなり古いスピーカーで、1本35kgくらいあったりしますが、音はかなり気に入っており、またうちの猫たちが飛び乗っても全然倒れないので安心です(笑)
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会場は、府中のカフェ・サンク。
■Cafe CINQ(カフェ・サンク)
http://www.cafecinq.com/company.html
今回も音喜多紀義氏選曲&解説により、下記の9曲を聴かせてもらいました。
1)Five Spot After Dark
Curtis Fuller(Tb)「Blues-ette」より
2)バードランドの子守歌
Sarah Vaughan(Vo)「WITH CLIFFORD BROWN」より
3)朝日の如くさわやかに
MJQ「Concorde」より
4)Prelude in E Minor
Gerry Mulligan(Bs)「Night Lights」より
5)Golden Earrings
Ray Bryant(Pf)「Ray Bryant Trio」より
6)St. Thomas
Sonny Rollins(Ts)「SAXOPHONE COLOSSUS」より
7)Waltz for Debby
Bill Evans(Pf)「Waltz for Debby」より
8)In the Mood
GLENN MILLER ORCHESTRA→アルバムは不明(同じのを探しきれませんでした。CD化されてないのかも)
9)Grand Central
Cannonball Adderley(As)「Cannonball Adderley Quintet In Chicago」より
カーティス・フラーの「Five Spot After Dark」にはベニー・ゴルソン(Ts)が参加してますが、とっても渋くていい感じ。
(ベニー・ゴルソンは、スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演の 映画『 ターミナル』に本人役で出てたサックスプレイヤーです)
ソニー・ロリンズの「St. Thomas」は何度も何度も聴き込んでいる曲ですが、それだけにドラムのシンバルの音が今まで聴いていた音とは違うのがよくわかりました。
ビル・エバンスのアルバムは何枚か持っていますが、「Waltz for Debby」は持っておらず、でも静かなビル・エバンスと熱いビル・エバンスのどちらもいっぺんに聴ける”おいしい曲”だということがよくわかったし、このアルバムも買ってみようと思います。
鑑賞会終了後は、John Coltraneの「BALLADS」から「Say It」、「You Don't Know What Love Is」を流しつつ、アルコールもOKな歓談タイムへ。
歓談タイムのさなかに、私からのリクエストとしてCharles Mingusの「Moanin'」をかけてもらいましたが、歓談の方で盛り上がっていて、聴いている人はあまりいなかったようだったのがちょっとだけ残念でした。
ペッパー・アダムスのバリトンサックスがすごく格好いいんだけどなぁ。。
そのリクエストコーナーは、「Moanin'」の他にリクエストを聞くわけでもなく終わったけど、次回はリクエストコーナーをもう少しちゃんとみんなで聴くような形式にしてもらえると嬉しいかも。
ちなみに、鑑賞会の中で、音喜多氏が初めて買ったアンプはTRIOのものだと話してました。
TRIOは今のKENWOODだったりしますが、うちのリビングに置いてるスピーカーはTrioの「LS-1000」というスピーカーだったりします。
かなり古いスピーカーで、1本35kgくらいあったりしますが、音はかなり気に入っており、またうちの猫たちが飛び乗っても全然倒れないので安心です(笑)
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≪公演≫コルトレーン研究家、藤岡靖洋さんの講演 at 東大駒場キャンバス
先週の日曜日(4月16日)に東京大学駒場キャンパスにて行われた、世界的に有名なコルトレーン研究家、藤岡靖洋さんの講演を聞きに行ってきました。
何度も京王井の頭線の駒場東大前駅は通ってますが、東大の中に入るのは初めて。
これが藤岡さん。
藤岡さんの講演を聞くのは、昨年11月の慶応義塾大学での公演に続き、2回目。
今回は日本語ではなく英語での講演という違いはありましたが、前回同様、豊富なスライドと音源による、興味深い内容の講演でした。
なんとこれは、「至上の愛(A LOVE AUPREME)」のオリジナルの楽譜!
他にも、海軍除隊記念公演の写真&音源や、1966年の来日公演時のインタビュー音源などなど、
藤岡さんしか持ってないと思われるような貴重な資料などを紹介いただきました。
会場には、「NO PICTURE!/撮るな!」というマイルス・デイビスの写真集を出したりしている内山繁さん(上の写真の右)も来てました。
ちなみに、藤岡さんの本業は、吉本新喜劇とかの着物衣装を40年以上作り続けている呉服屋の店主だったりするそうです。
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これが藤岡さん。
藤岡さんの講演を聞くのは、昨年11月の慶応義塾大学での公演に続き、2回目。
今回は日本語ではなく英語での講演という違いはありましたが、前回同様、豊富なスライドと音源による、興味深い内容の講演でした。
なんとこれは、「至上の愛(A LOVE AUPREME)」のオリジナルの楽譜!
他にも、海軍除隊記念公演の写真&音源や、1966年の来日公演時のインタビュー音源などなど、
藤岡さんしか持ってないと思われるような貴重な資料などを紹介いただきました。
会場には、「NO PICTURE!/撮るな!」というマイルス・デイビスの写真集を出したりしている内山繁さん(上の写真の右)も来てました。
ちなみに、藤岡さんの本業は、吉本新喜劇とかの着物衣装を40年以上作り続けている呉服屋の店主だったりするそうです。
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2017年4月8日土曜日
≪雑誌≫Sax World Vol.4:読みどころ紹介
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Sax World Vo.4を読みましたので、いくつか読みどころを紹介します。
<P051 本田雅人さんの”スペシャルセミナー”>
紹介している項目は下記の5項目。
●息の入れ方
●タンギング
●ピッチ
●音感
●音色
特に音感に関し、「移動ド」についての説明が面白かったし、参考になった。いろんな楽器を演奏できる本田さんは、こういうとらえ方をしていろんな移調楽器を吹きこなしてるんだなと妙に納得。
<P066 sax tripletsの「ザ・チキン」>
sax tripletsが3サックスでポップス・スタンダードを紹介する連載。今回はピー・ウィー・エリス作曲の「ザ・チキン」。
小池修さんのアレンジがよく、途中のソリも格好いいです。
アドリブは寺地美穂さん、堀江有希子さん、midoriさんの3人がそれぞれ行っており、アドリブ部分も含めてすべて譜面にも起こされていますが最初のアルトソロ(たぶん堀江さん)が格好良く参考になります。
<P100 キャノンボール・アダレイの生涯>
「誕生からニューヨーク・デビューまで 0~26歳(1928年9月~1955年6月))」
”キャノンボール”というあだ名がついた理由、キャノンボールの子供の頃の生活環境などを知れて興味深かった。
「衝撃のデビューからマイルス、コルトレーンとの共演 26~30歳(1955年6月~1959年9月)」
デビューに至った経緯は知らなかったけど、こういうこともあるんですね、って感じ。
<P132 コンタクト・マイク 使いこなし術&全7機種試奏レポート>
そろそろジャズフェスが始まる季節だし、このコンタクト・マイク特集は特に参考になる人が多いのでは?
下に挙げたマイク7モデルに関して、下記の3名のコメントが載っています。
サックス奏者(庵原良司さん)
レコーディング・エンジニア(藤原暢之さん)
ライブPAエンジニア(佐藤正明さん)
●AKG製 C519MK
●AUDIO-TECHNICA製 ATM350U
●DPA Microphones製 V04099S
●SD Systems Instrument Microphones製 LCM85
●SD Systems Instrument Microphones製 LDM94C
●SENNHEISER製 e908 B
●SHURE製 BETA98H/C-X
ちなみに、ここに挙げてるマイクは、新大久保のクロサワで試奏できるそうです。(いつまでかは不明)
<P024 おまけ>
ウッドストーンの”ニュー・ビンテージ”アルトを吉田治さんが試奏レポートしてますが、かなり太ったようで、最初は顔がわからなかった。。。
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Sax World Vo.4を読みましたので、いくつか読みどころを紹介します。
<P051 本田雅人さんの”スペシャルセミナー”>
紹介している項目は下記の5項目。
●息の入れ方
●タンギング
●ピッチ
●音感
●音色
特に音感に関し、「移動ド」についての説明が面白かったし、参考になった。いろんな楽器を演奏できる本田さんは、こういうとらえ方をしていろんな移調楽器を吹きこなしてるんだなと妙に納得。
<P066 sax tripletsの「ザ・チキン」>
sax tripletsが3サックスでポップス・スタンダードを紹介する連載。今回はピー・ウィー・エリス作曲の「ザ・チキン」。
小池修さんのアレンジがよく、途中のソリも格好いいです。
アドリブは寺地美穂さん、堀江有希子さん、midoriさんの3人がそれぞれ行っており、アドリブ部分も含めてすべて譜面にも起こされていますが最初のアルトソロ(たぶん堀江さん)が格好良く参考になります。
<P100 キャノンボール・アダレイの生涯>
「誕生からニューヨーク・デビューまで 0~26歳(1928年9月~1955年6月))」
”キャノンボール”というあだ名がついた理由、キャノンボールの子供の頃の生活環境などを知れて興味深かった。
「衝撃のデビューからマイルス、コルトレーンとの共演 26~30歳(1955年6月~1959年9月)」
デビューに至った経緯は知らなかったけど、こういうこともあるんですね、って感じ。
<P132 コンタクト・マイク 使いこなし術&全7機種試奏レポート>
そろそろジャズフェスが始まる季節だし、このコンタクト・マイク特集は特に参考になる人が多いのでは?
下に挙げたマイク7モデルに関して、下記の3名のコメントが載っています。
サックス奏者(庵原良司さん)
レコーディング・エンジニア(藤原暢之さん)
ライブPAエンジニア(佐藤正明さん)
●AKG製 C519MK
●AUDIO-TECHNICA製 ATM350U
●DPA Microphones製 V04099S
●SD Systems Instrument Microphones製 LCM85
●SD Systems Instrument Microphones製 LDM94C
●SENNHEISER製 e908 B
●SHURE製 BETA98H/C-X
ちなみに、ここに挙げてるマイクは、新大久保のクロサワで試奏できるそうです。(いつまでかは不明)
<P024 おまけ>
ウッドストーンの”ニュー・ビンテージ”アルトを吉田治さんが試奏レポートしてますが、かなり太ったようで、最初は顔がわからなかった。。。
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2017年4月2日日曜日
≪教則本≫ボブ・ミンツァー/サックス・メソッド
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2016年6月に、ATNからボブ・ミンツァーの教則本が出ていたことに昨年末頃に気付き、買ってみました。
目次は下記の写真のような感じ。
彼がクリニックなどでよく話をするダイナミクスのことも当然入っています。
「サックス演奏時によくある問題点」として、フィガリングのエクササイズなども載っています。
「何をどのように練習するべきか」として、1時間の練習モデルが載っているのも参考になります。
ちなみに、ミュージシャンとしてやってはいけないことの1つに
「結婚式で後期Coltraneのような演奏はしないようにしましょう。」
と書かれてあったのには受けました(笑)
残念ながらCD等は付いていませんし、それにしては少し高めですが、教え方にも定評のあるボブ・ミンツァーの教則本ということでオススメできます。
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2016年6月に、ATNからボブ・ミンツァーの教則本が出ていたことに昨年末頃に気付き、買ってみました。
目次は下記の写真のような感じ。
彼がクリニックなどでよく話をするダイナミクスのことも当然入っています。
「サックス演奏時によくある問題点」として、フィガリングのエクササイズなども載っています。
「何をどのように練習するべきか」として、1時間の練習モデルが載っているのも参考になります。
ちなみに、ミュージシャンとしてやってはいけないことの1つに
「結婚式で後期Coltraneのような演奏はしないようにしましょう。」
と書かれてあったのには受けました(笑)
残念ながらCD等は付いていませんし、それにしては少し高めですが、教え方にも定評のあるボブ・ミンツァーの教則本ということでオススメできます。
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