2017年9月6日水曜日

≪イベント≫ジャズ演奏の聴きどころ見どころはここだ!

9月3日(日)に府中生涯学習センターで開催されたJAZZ in FUCHU連携講座である
「ジャズ演奏の聴きどころ見どころはここだ!」
に行ってきました。

講師はJAZZ in FUCHUアドバイザーでもある、ジャズクラリネット奏者の谷口英治さん。
昔から谷口さんのクラリネットは大好き(特にテナーサックスの右近茂さんとやってるバンドとか)で、今回の講座は演奏もあるということで楽しみにして行きました。

講座の内容は下記のような感じ。

1.各楽器の微妙な役割分担?
2.以外にシンプルなセッションの構成
3.アドリブソロはこうやっているのです
4.ジャズライブ鑑賞のマナーみたいなものはあるの?
5.ブロックサインの秘密を、こっそり教えます
6.イントロとエンディング、自由自在!
7.アレンジに注目すると面白さ倍増

これらの内容を説明だけでなく、実際に演奏しながら具体的に説明してもらえました。
演奏していただいた曲は下記の10曲。

● Around the world(80日間世界一周)
● When The Saints Go Marchin' In(聖者の行進)
● Autumn Leaves(枯葉)
● All Of Me(オール・オブ・ミー)
● Take The A Train(A列車で行こう)
● Satin Doll(サテンドール)
● 鈴懸の径
● Memories Of You(あなたの思い出)
● After You've Gone(君去りし後)
● けやきストリートブルース


3.のアドリブソロの説明では、下記のような順番でアドリブをすると説明していました。

(1)アルペジオ(分散和音)を使う
(2)リズムをジャズっぽくする
(3)ブルーノートを使う
(4)アウトする(外す)けど、ちゃんと戻って来る

(2)のジャズっぽいリズムってのは一番難しい気がします。
具体的にどういうリズムで吹けばジャズっぽくなるのか質問コーナーがあれば聞いてみたかったですが。。

(4)のアウトに関しては、体操の鉄棒を例に挙げて説明されていました。
体操選手は鉄棒から離れていろんな技を見せるけど、ちゃんと中心の鉄棒に戻って来る。
これがアドリブ時のアウトと似てるってことで、確かにわかりやすい説明でした。


5.ブロックサインの秘密のところで、今80歳代くらいの高齢のジャズメン特有のブロックサインとして、「舌を出す」というのがあるらしいですが、実はこれ、「舌を出すと」→「スターダスト」を演奏するってことらしく、面白かったです。


ちなみに、この講座のアンケートがありましたが、年代の欄を見て、ちょっとビックリしました。。。(笑)

谷口さんの演奏はもちろん、話しもとても上手く、ジャズ初心者もジャズに詳しい人にも楽しめる、いい講座でした。

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