2018年11月25日日曜日

≪ライブレポート≫デイヴ・グルーシン・ビッグ・バンド atミューザ川崎

11月18日(日)にミューザ川崎シンフォニーホールで開催された、デイヴ・グルーシン・ビッグ・バンドのライブを聴いてきました。


このライブは、「かわさきジャズ2018」の一つとして行われたライブです。
「かわさきジャズ」のことは知りませんでしたが、かなりすごいメンバーが出演していました。

デイヴ・グルーシン(Dave Grusin)は、GRPレコードの創設者の一人で、社長を務めていたことで有名なピアニストです。
もともとトム・スコットが大好きで、そのトム・スコットがGRPから何枚かアルバムを出していたり、GRPオールスターズというビッグバンドにも参加したりしていた関係でデイヴ・グルーシンのことを知り、ファンになり、一度は生で聴いてみたいとずっと思っていたのが今回ようやく実現しました。

今回のライブは、『バーンスタイン生誕100年特別プロジェクト』ということで、レナード・バーンスタインの代表曲である「ウエストサイド物語」の曲をジャズのビッグバンドで演奏するという内容。

私が観に行った前日、前々日のブルーノート東京でのライブはおそらくそれだけだったと思いますが、私が観に行った日は2部構成で、1部はピアノトリオでの演奏があり、2部がビッグバンドの演奏でした。演奏曲は下記写真を参照ください。


ピアノトリオでの1曲目のピアノの1音を聴いただけで、その音色の美しさにとても感動しました。
昔からずっと思っていますが、デイヴ・グルーシンのピアノは、音色が美しいし、メロディがとても歌っているし、彼の性格が表れているのか、温かく包まれるような感じがします。本当に聴きに行ってよかったなと思いました。


今回のメンバーは、ドラム、ベース、キーボード、サックスは一人ずつデイヴ・グルーシンが連れてきていて、残りのメンバー選出は、エリック宮城さんがデイヴ・グルーシンから依頼されたそうです。
その結果、下記のような日本を代表するスタープレイヤーばかりでした。

■キーボード/シンセサイザー : ジョン・ビーズリー
■ベース : トム・ケネディ
■ドラムス : ジャン・ポール・ホッホシュタッター
■サックス/クラリネット/フルート :  ボブ・シェパード

■ヴォーカル : 国貞雅子、伊藤大輔
■サックス : 本田雅人(As)、小池 修(Ts)、庵原良司(Ts)、吉田治(Bs)
■トランペット :  エリック・ミヤシロ、奥村 晶、佐久間勲、小澤篤士
■トロンボーン : 村田陽一、鹿討奏、中川英二郎、山城純子
■パーカッション : 三沢またろう
■ギター : 養父貴

ギターは、本来はリー・リトナーが来日する予定でしたが、体調不良で来日できなくなり、本当に残念でした。。。

サックスはボブ・シェパードがソロをいくつも吹いたせいもあり、本田雅人さんのソロが1回もなかったのが残念でした。


川崎って大学時代に住んでたところからも、社会人になってから住んだいくつかの場所からもちょっと行きにくい場所だったりもして、ほとんど行ったことがないですが、駅前は都会だし、ライブ会場のミューザ川崎シンフォニーホールもとても綺麗でいいホールだなと思いました。しかも、駅からのアクセスもとてもいいし。
また来年も行きたいと思います。


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2018年11月4日日曜日

≪ライブレポート≫谷津香織×千葉博美 サクソフォンリサイタル at南小岩バッハザール

10/28(日)に南小岩バッハザールにて開催された、谷津香織×千葉博美 サクソフォンリサイタルを聴きに行ってきました。


谷津香織さんは茨城を中心に活動されているクラシック系のサックス奏者で、最初は「美人だなぁー」と思ってツイッターをフォローさせていただき、そのうちフォローバックしていただき、ツイッターでちょくちょく絡ませていただいていたという繋がりでした。

今回は都内でのリサイタルということで、生の演奏を初めて聴くことができました。

今回のリサイタルは、谷津香織のアルトサックス&ソプラノサックスと千葉博美のピアノのデュオという編成。
(1曲だけ、千葉博美さんのピアノソロがありましたが)

2部構成となっており、下記のような曲を聴かせていただきました。

【第一部】
 1.ヴェロンヌ ラプソディ
 2.ケクラン ソナチネ第2番
 3.バッハ/コルトー アリオーソ ※ピアノソロ
 4.デクリュック ソナタ嬰ハ調

【第二部】
 5.イトゥラルデ ギリシャ組曲
 6.デルヴァンクール クロカンブッシュ
 7.カプースチン 協奏曲


【第一部】は3曲目のピアノソロ曲以外はフランスの作曲家の作品を選んだそうです。
クラシック奏者の方は場数を踏んでると思うので、そこまで緊張することはないんだろうなと勝手に思ってましたが、【第一部】の最初は谷津さんはかなり緊張していたようで、その緊張感が客席にも伝わってくる感じでした。
やはり、自分のリサイタルっていうことで、プレッシャーが大きかったのかもですね。
でも、その緊張も徐々にほぐれてきたのか、ステージ上で笑顔も出始め、それに伴い音もよりのびやかになっていっていた気がします。

ちなみに、谷津さんが使っているサックスがかなりピンクというか銅系の色をしていて気になりましたが、リサイタル後に直接聞いたところ、クランポンの楽器とのことでした。
いろいろサックスは吹いたことがありますが、そういえばクランポンの楽器って吹いたことないかも。。

【第二部】のクロカンブッシュはお菓子の名前です。
オレはこんなキャラメルコーンを買った時に、
「クロカンブッシュって何??」
と思って調べたことがあったので知ってました。


このクロカンブッシュという曲は、下記のように全ての曲にお菓子の名前が付いていて、それがどんなお菓子なのか谷津さんが細かく説明してくれました。さすが、ツイッターのIDが「@OyatuSaxophone」なだけあると思いました(笑)

  Plum pudding
  Puit d'amour
  Negre en chemise
  Linzer tart
  Grenadine
  Rahat loukhoum

【第二部】はこのようにちょっとユニークな曲とかもあり、谷津さんの笑顔も多く、谷津さんのMCもフレンドリーな感じで、とても楽しいステージでした。

リサイタルの後に、初めて直接ご挨拶できてよかったです。

リサイタルが始まったのは15時で、終わったのは17時過ぎでしたが、会場の窓からはこんなスカイツリーが見えました。

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BLUE GIANT SUPREME 6巻

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 BLUE GIANT SUPREMEの最新刊が10/30(火)に発売になりましたが、週末になってようやく読みました。

前回の5巻にて急遽初ツアーに出ることになった新しいカルテット。

今回の表紙がブルーノなのはそれなりに理由があり、ブルーノの子供頃のライバルとの出会い、ブルーノのバンドに対する考え方などが描かれています。

客に聞かれ、バンド名がなかったことに気付き、その場でバンド名を決め、また、今後のことも考え、あるジャズフェスに出ることにしたり、ますます今後の展開が楽しみで、早く続きが読みたい!という感じで今回も読み終えました。



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